最終更新日: 2008/09/10
この文書は、MyNETS バージョン 1.2.0 を基にして書かれています。
MyNETS は以下のようなサーバ環境で動作させることを想定しています。
MyNETS に含まれるディレクトリ、ファイルを以下のように Web サーバ上に設置してください。
インストーラを利用してインストールする場合は、Web サーバ上への設置が完了したら、設置した URL にブラウザでアクセスし、インストーラの指示に従って下さい。
- OPENPNE_DIR ├ bin-- *.cron[755] ├ lib <--- OPENPNE_LIB_DIR ├ var <--- OPENPNE_VAR_DIR │ ├ img_cache │ │ ├ gif [777] │ │ │ ├ w_h [777] │ │ │ ├ w_h_raw [777] │ │ │ ├ w76_h76 [777] │ │ │ ├ w120_h120 [777] │ │ │ └ w180_h180 [777] │ │ ├ jpg [777] │ │ │ ├ w_h [777] │ │ │ ... [777] │ │ └ png [777] │ │ ├ w_h [777] │ │ ... [777] │ ├ log [777] │ ├ rss_cache [777] │ ├ templates_c [777] │ └ tmp [777] ├ webapp <--- OPENPNE_WEBAPP_DIR ├ webapp_ext <--- OPENPNE_WEBAPP_EXT_DIR ├ config.inc.php (OPENPNE_DIR ディレクトリを指定) ├ index.php ... ※[777] は例です。環境に合わせて適切な値に読み替えてください。
また、OPENPNE_DIR/var 以下の全ディレクトリにウェブサーバからの書き込み権限(例えば 777)を与えてください。
$ chmod -R 777 var/*
- OPENPNE_DIR ├ bin ├ lib <--- OPENPNE_LIB_DIR ├ var <--- OPENPNE_VAR_DIR │ ├ log [777] │ ├ rss_cache [777] │ ├ templates_c [777] │ └ tmp [777] ├ webapp <--- OPENPNE_WEBAPP_DIR ├ conf [777] <--- conf directry │ └ config.php ここに config.php.sample を編集して設置 │ (インストーラを利用してインストールする場合は、インストーラが作成します) ├ webapp_ext <--- OPENPNE_WEBAPP_EXT_DIR ├ config.inc.php (OPENPNE_DIR ディレクトリを指定) ├ index.php ├ img │ ├ .htaccess │ ├ index.php │ ├ gif [777] │ │ ├ w_h [777] │ │ ├ w_h_raw [777] │ │ ├ w36_h36 [777] │ │ ├ w76_h76 [777] │ │ ├ w120_h120 [777] │ │ └ w180_h180 [777] │ ├ jpg [777] │ │ ├ w_h [777] │ │ ... [777] │ └ png [777] │ ├ w_h [777] │ ... [777] ├ skin ... [777] ├ default ... [777] │ └ img [777] ├ ume ... [777] │ └ img [777] └ [任意のスキンディレクトリ名] ... [777] └ img [777] ... ※[777] は例です。環境に合わせて適切な値に読み替えてください。
LICENSE THANKS.ja access.sh bin/ conf/ lib/ setup/ var/ webapp/ webapp_ext/
OPENPNE_DIR/conf/config.php.sample を OPENPNE_DIR/conf/config.php にコピーして config.php の方を環境に合わせて編集します。
define('OPENPNE_URL', 'http://sns.example.com/');
$GLOBALS['_OPENPNE_DSN_LIST']['main'] = array( 'dsn' => array( 'phptype' => 'mysql', 'username' => 'MYSQL サーバのユーザ名', 'password' => 'パスワード', 'hostspec' => 'localhost', 'database' => 'SNS 用に作成したデータベースの名前', 'new_link' => false, ), );
// DB暗号化キー(56バイト以内のASCII文字列) define('ENCRYPT_KEY', '');サーバで暗号を生成する場合は以下のコマンドで生成ください(CentOS、Fedora Core 6 にて生成実行確認)
$ mkpasswd -l 56 kggqcorgrurylrQts}gpitoqnlqsxcishxdjrq24zjtpyausemhkxtxI
// メールサーバードメイン // 携帯メール投稿の宛先などのドメイン名に使われる define('MAIL_SERVER_DOMAIN', 'mail.example.com');
// Google Maps API key /// define('GOOGLE_MAPS_API_KEY', '取得したKEYをここに記入してください');
$ chmod -R 777 OPENPNE_DIR/skin/[skin任意のディレクトリ名]/img/
必要に応じて、オプション設定も書き換えてください。 デバッグモードの設定は、本番運用に移行する際には 0 にしておくことをおすすめします。
レンタルサーバ等で設定済みの場合は読み飛ばしてください。
httpd.conf を修正し、
[設定例]
<VirtualHost *:80> ServerName mynets.example.jp DocumentRoot /home/username/OPENPNE_DIR/ DirectoryIndex index.html index.php </VirtualHost>
httpd.conf を修正したら、Apache を再起動してください。
設定は設置した環境に合わせて行ってください。
携帯版を使用しない場合は以下の設定は不要です。
MAIL_SERVER_DOMAIN に届くメールで、以下のアドレスはシステムで利用されます。
項目 | 新形式 | 旧形式 |
---|---|---|
新規登録 / ログインURL取得 | get@MAIL_SERVER_DOMAIN | 同左 |
プロフィール画像変更 | pXXX-YYY@MAIL_SERVER_DOMAIN | pXXX@MAIL_SERVER_DOMAIN |
コミュニティトピックのメール投稿 | tXXX-YYY@MAIL_SERVER_DOMAIN | tXXX@MAIL_SERVER_DOMAIN |
コミュニティトピックのメール作成 | eXXX-YYY@MAIL_SERVER_DOMAIN | eXXX@MAIL_SERVER_DOMAIN |
コミュニティトピックのメール修正 | etXXX-YYY@MAIL_SERVER_DOMAIN | etXXX@MAIL_SERVER_DOMAIN |
日記メール投稿 | bXXX-YYY@MAIL_SERVER_DOMAIN | blog@MAIL_SERVER_DOMAIN |
日記コメントメール投稿 | cXXX-YYY@MAIL_SERVER_DOMAIN | cXXX@MAIL_SERVER_DOMAIN |
日記画像の修正メール投稿 | dpicXXX-XXX-YYY@MAIL_SERVER_DOMAIN | dpicXXX-XXX@MAIL_SERVER_DOMAIN |
コミュニティの管理者の携帯での画像変更投稿 | copicXXX-XXX-YYY@MAIL_SERVER_DOMAIN | copicXXX-XXX@MAIL_SERVER_DOMAIN |
空メールによる携帯アドレス設定 | mbentry@MAIL_SERVER_DOMAIN | 同左 |
QRコードによるコミュニティ経由新規登録用アドレス(1.2.0Nigty で追加) | qrcXXX-XXX@MAIL_SERVER_DOMAIN | 同左 |
QRコードによるメンバー紹介新規登録用アドレス(1.2.0で追加;機能未実装) | qrm-XXX@MAIL_SERVER_DOMAIN | 同左 |
新形式、旧形式のどちらのアドレスで受け付けるかは config.php の設定(MAIL_ADDRESS_HASHED)によって切り替えることができます。
新形式はメール投稿の際の From アドレス偽装へのセキュリティ対策のために導入されたものです。 From 偽装対策を(IP 制限等により)メールサーバ側で行っている場合には旧形式での運用も問題ありません。
メールサーバの転送設定を利用して、これらのアドレスへのメールが、以下のコマンドにわたるように設定します。
"|/usr/local/bin/php OPENPNE_DIR/bin/mail.php"
[設定例]
/etc/crontab に以下を記述。
# 6時にメールを送信&20分毎にRSS更新 00 6 * * * root sh OPENPNE_DIR/bin/tool_send_dairy_news.cron OPENPNE_DIR/bin/ [bin_path]/php 00 6 * * * root sh OPENPNE_DIR/bin/tool_send_birthday_mail.cron OPENPNE_DIR/bin/ [bin_path]/php 00 6 * * * root sh OPENPNE_DIR/bin/tool_send_schedule_mail.cron OPENPNE_DIR/bin/ [bin_path]/php */20 * * * * root sh OPENPNE_DIR/bin/tool_rss_cache.cron OPENPNE_DIR/bin/ [bin_path]/php[bin_path] は php コマンドをインストールした bin ディレクトリ(例えば、/usr/local/bin)です。
インストーラを利用してインストールする場合は、下記のテーブル作成はインストーラーが行います。
新しくデータベースを作成する場合、以下のような SQL クエリを実行してデータベースを作成します。
CREATE DATABASE `DBNAME` DEFAULT CHARACTER SET utf8 ;
準備したデータベース(例: DBNAME)上で、以下の SQL 文を順番に実行してください。
$ mysql -u username -p --default-character-set=utf8 DBNAME < install-mynets-create-mysql41.sql $ mysql -u username -p --default-character-set=utf8 DBNAME < install-mynets-insert_data.sql
新しくデータベースを作成する場合、以下のような SQL クエリを実行してデータベースを作成します。
CREATE DATABASE `DBNAME` ;
準備したデータベース(例: DBNAME)上で、以下の SQL 文を順番に実行してください。
$ mysql -u username -p DBNAME < install-mynets-create-mysql40.sql $ mysql -u username -p DBNAME < install-mynets-insert_data.sql
ブラウザから以下のアドレスへアクセスしてください。(セットアップ完了後はアクセスすることができません)
OPENPNE_URL?m=setup (例) http://mynets.example.jp/?m=setup
ここで SNS 名、管理用アカウント、初期メンバーの設定を行うことができます。
セットアップ時に設定した管理用アカウントのユーザ名、パスワードを入力してログインしてください。ログイン後、管理メニューの「SNS設定変更」から SNS の基本情報の設定をすることができます。
OPENPNE_URL?m=admin (例) http://mynets.example.jp/?m=admin
管理ページの URL を変更する場合は、設定ファイル config.php 内にある ADMIN_MODULE_NAME の値を変更してください。
OPENPNE_URL?m=abcde (例) http://mynets.example.jp/?m=abcdeという URL から管理ページへアクセスすることができます。
また、管理メニューの「管理用ページ名をランダム生成」でページ名置換を実行すると管理ページ内部のページ名を変更することができるので、セキュリティ向上のためセットアップ後に必ず実行しておくことをおすすめします。
これでセットアップは完了です。