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2.4.5 動作確認
データベースから取得したユーザ情報を含んだ応答電文が正しく表示されることを確認する。
手順
アプリケーションの動作確認
- “terasoluna-spring-rich-blank\h2db\h2db_start.bat”を起動する。
- H2DBの設定については「2.2 チュートリアル学習環境の整備 (6) データベースの設定」を参照のこと。
- 「2.2 チュートリアル学習環境の整備 (5) アプリケーションの動作確認」を参照し、Tomcatを起動してブラウザでアクセスする。
- 下図のTERASOLUNAテストクライアント画面に、以下のデータを入力する。
- リクエストヘッダ:“requestName”
- 値:“dbAccess”
- 要求電文
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <UserBean> <id>1</id> <name>テラソルナユーザ1</name> <age>28</age> <birth>1978-01-14T12:34:56</birth> </UserBean>
- URL:http://localhost:8080/terasoluna-spring-rich-blank/secure/blogic.do
- 「送信」ボタンを押下すると、データベースから取得したユーザ情報を含んだ応答電文が表示されることを確認する。
- 次に、データベースの全件数が応答電文に表示されることの確認を行う。テストクライアント画面より、以下のXMLを入力する。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <UserBean> <id>2</id> <name>テラソルナユーザ2</name> <age>29</age> <birth>1978-01-14T12:34:56</birth> </UserBean>
- 「送信」ボタンを押下すると、データベースから取得した全ユーザ情報を含んだ応答電文が表示されることを確認する。
- 最後に、ユーザが存在する場合の応答電文の確認をする。テストクライアント画面より、以下のXMLを入力する。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <UserBean> <id>1</id> <name>テラソルナユーザ1</name> <age>28</age> <birth>1978-01-14T12:34:56</birth> </UserBean>
- 送信」ボタンを押下すると、データベースにすでに同じユーザが存在するため、データ項目がない状態の応答電文が表示されることを確認する。
まとめ
この節では以下のことを学習した。
- データベースアクセス
- SQLはSQL設定ファイルに記述する。
- SQL設定ファイルはSQLMap定義ファイルにパスを設定する必要がある。
- Server(Rich)版では、DAOインタフェースとデフォルト実装を提供している。
- 参照系のSQL文を発行する場合は、QueryDAOを利用する。
- 更新系のSQL文を発行する場合は、UpdateDAOを利用する。