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2.6.8 動作確認
作成したWebアプリケーションを起動し、動作を確認する。
手順
アプリケーションの動作確認
- “terasoluna-spring-thin-blank\h2db\h2db_start.bat”を起動する。
- H2DBの設定については「2.2 チュートリアル学習環境の整備 (6) データベースの設定」を参照のこと。
- 「2.2 チュートリアル学習環境の整備 (5) アプリケーションの動作確認」を参照し、Tomcatを起動してブラウザでアクセスする。
- メニュー画面から「登録画面」に遷移し、下図の画面が表示されることを確認する。
■ 登録画面
- 以下のように入力し、「登録」ボタンを押下する。
- 「結果画面」に遷移し、メッセージが表示されることを確認する。
■ 結果画面
- 「登録画面」に戻り、4と同じIDを入力し「登録」ボタンを押下する。以下のエラーメッセージが表示されることを確認する。
■ 登録画面
まとめ
この節では以下のことを学習した。
- データベースアクセス
- SQLはSQL設定ファイルに記述する。
- SQL設定ファイルはSQLMap定義ファイルにパスを設定する必要がある。
- Server(Web)版では、DAOインタフェースとデフォルト実装を提供している。
- 参照系のSQL文を発行する場合は、QueryDAOを利用する。
- 更新系のSQL文を発行する場合は、UpdateDAOを利用する。
- DAOに対するトランザクション管理の設定は、アプリケーション共通のSpring設定ファイルに記述する。
- メッセージ
- メッセージはメッセージリソースファイルに定義する。
- BLogicResultにBLogicMessageおよびBLogicMessagesを利用し、メッセージを登録する。
- 通常のメッセージはsetMessageメソッドを利用する。
- エラーメッセージの場合はsetErrorsメソッドを利用する。
- 画面にメッセージを表示する場合は、以下のタグを利用する。
- 通常のメッセージは、<html:messages>タグと<bean:write>タグを利用する。
- エラーメッセージは、<html:errors>タグを利用する。