概要: Webエンジン Ver 5.0.2.0 (2009/11/01) をリリースいたします。 今回のリリースのおける変更点は、バグフィックス及び軽微な機能改善です。 ※ バージョンアップされる場合は、ビルドファイル(verup.x.x.x.x.zip)に含まれるchanges.txtを確認の上、 作業をお願いします。 ※ 変更点に関する詳細及びその他の修正内容については、添付のリリースノートを参照下さい。 5.0.2.0 (2009/11/01) [Google Chrome対応] Google Chromeで拡張検索条件を表示すると、縦に表示されてしまう問題に対応します。 jsp/common/default.css [ガントチャート機能・バグ修正] ガントチャート表示機能(og:ganttHeaderタグ)で、view_zoomに1(2週間)を指定した際に、日付表示が おかしくなるバグを修正します。 これは、4.3.7.3 (2009/06/22)の以下の修正によるものです。今回の対応では、letter-spacing属性を コメントアウトします。(firefox対応については、別途検討します) --- 元の修正 -------------------------------------------------------------------------- 4.3.7.3 (2009/06/22) [FireFox対応] ・ガント表示でヘッダー表示される日付が枠からはみ出して正しく表示されないバグを修正します。 jsp/common/default.css --------------------------------------------------------------------------------------- jsp/common/default.css [リファクタリング] common,customフォルダ内のJSPでリンクパスが相対パスになっているものについて、他と同様に {@SYS.JSP}を経由した絶対パス形式の記述に変更します。 jsp/custom/query_info.jsp jsp/custom/query_tab_info.jsp jsp/custom/matrix_info.jsp [DB検索画面修正] @ファイルセーブ機能が正しく動作しないバグを修正します。(パスの設定に誤りがあったため) Aオブジェクト依存関係の正展開、逆展開機能を追加します。 executionで (a)referenced(recur down) を 選択し、オブジェクト名を入力するとそのオブジェクトを基点として 正展開することができます。展開結果に対して、REF_NAMEを入力し、参照オブジェクトの絞込み を行うことも可能です。 (b)referenced(recur up) を 選択し、REF_NAMEを入力するとそのオブジェクトを基点として 逆展開することができます。展開結果に対して、オブジェクト名を入力し、参照オブジェクトの絞込み を行うことも可能です。 jsp/common/gamen/03_DBDSEARCH/ [tabLinkタグ改善] openTab属性がfalseの場合でも、openTabNameに指定された場合、その指定されたタブをハイライトする ようにします。 これは、他の画面からタブ画面に遷移した場合に、リンクの引数(command=NEW)と、タブの自動オープンの 2重でタブの中身が開かれ、タイミングによっては、 ”QueryTag Query処理が割り込まれました。DBTableModel は登録しません。” のエラーになります。 このような場合に対応は、openTabをfalseにし、openTabNameのみを指定することで、タブのよる自動オープン をせずに、開かれたタブのハイライトのみを行うことで対応することができます。 org.opengion.hayabusa.taglib.TabLinkTag.makeTag() jsp/common/tabLink.js#initialTabSelect(boolean, Object) [Calc帳票システム改善] @ローカルリソースフラグ 今まではローカルリソースフラグがfalseの場合、GEのリソース(帳票システムが起動しているリソース) を適用していましたが、この仕様を変更し、ローカルリソースフラグがfalseの場合は、リソースを 使用しないようにします。(GEのリソースは意識されることがなく、不要な変換が行われるため) Aリソース適用時のデータ変換 リソース適用時、数値カラムでマイナスデータが存在すると、spanタグで囲われてしまうバグを 修正します。(spanタグを除去) org.opengion.hayabusa.report2.OdsContentParser.getHeaderFooterValue(String) org.opengion.hayabusa.report2.OdsContentParser.getBodyValue(String, int) org.opengion.hayabusa.report2.OdsContentParser.checkValue(String) [戻るリンク・機能追加] 戻るリンクタグ(backGamenタグ)に相対パスで戻るリンクを作成する機能を追加します。 通常、戻るリンクは、linkタグで生成された絶対パスを利用して戻る先のアドレスを決定しており、 通常利用においては、他システム間での画面リンクも正常動作するため、問題ありません。 但し、ロードバランサーなどを経由し、アドレス変換されているような場合は、絶対パスが 有効とならないケースがあるため、相対パスによる戻るリンクを対応します。 当然のことながら、この機能を利用する場合は、異なるシステム間のリンクは正しく動作しません ので、ご注意下さい。 org.opengion.hayabusa.taglib.BackGamenTag.makeTag() org.opengion.hayabusa.taglib.BackGamenTag.makeLinkTag() org.opengion.hayabusa.taglib.BackGamenTag.makeButtonTag() org.opengion.hayabusa.taglib.BackGamenTag.setType(String) [リソース登録画面不具合修正] リソース登録画面(カラム、ラベル、コード)で差分更新を行った際、関係のないラベルリソースの内容が 書き換えられてしまうバグを修正します。 これは、差分更新を行う際、Fromの接続先から取得されたラベルリソースのユニーク番号をキーとして、 Toの接続先のラベルリソースのデータを更新していたためです。 ge4/jsp/GE0002 ge4/jsp/GE0003 ge4/jsp/GE0004 [クリアボタン・バグ修正] 戻るボタンが出力されている状態で、クリアボタンを押すと、戻るボタンが消える不具合を修正します。 org.opengion.hayabusa.taglib.QueryButtonTag.getReset() [JSP解析・改善] QUERY定義検索から、使用カラム検索への画面リンクを追加します。 この目的は、QUERY定義検索で、呼び出しPL/SQLを調査する際、PL/SQLのcallステートメント自体が 引数で渡されている場合、QUERY定義検索だけでは、呼び出しPL/SQLがわからないことに対応するため のものです。(このため、リンクの引数には、ファイル名は付加していません。) gf/jsp/DOC14/result.jsp [JSP解析・バグ修正] QUERY定義検索、JSPファイルの一覧でタグのbody部分を指定する際に、textデータが抜き出されない (子供のタグ要素の部分しか抜き出されない)バグを修正します。 gf/jsp/DOC18/xslt/GF74_PROG.xsl gf/jsp/DOC18/xslt/GF76_PROG.xsl [拡張機能・リソース連携修正] リソース連携の差分検索時の条件のシステムIDが "**" の条件をはずします。 gf/jsp/GF2120/GFM0007.jsp gf/jsp/GF2120/GFM0010.jsp gf/jsp/GF2120/GFM0011.jsp gf/jsp/GF2120/GFM0012.jsp gf/jsp/GF2120/GFM0013.jsp gf/jsp/GF2120/GFM0014.jsp gf/jsp/GF2120/GFM0029.jsp gf/jsp/GF2120/GFM0030.jsp gf/jsp/GF2120/GFM0031.jsp [selectタグ機能追加] selectタグでmultiple="true"を選択した場合に、初期状態で複数選択が有効になるように 対応します。具体的には、同一のカラム名を複数持つ画面から、selectタグが記述された 次画面に遷移した際、それぞれのカラムに入力された全ての値に対し、プルダウンが選択 状態になります。(この機能は、multiple="true"の場合のみ有効です) org.opengion.hayabusa.taglib.SelectTag.setValue(String) org.opengion.hayabusa.taglib.SelectTag.doStartTag() org.opengion.hayabusa.taglib.SelectTag.setDefaultVal(String) org.opengion.hayabusa.taglib.OptionTag.doEndTag() org.opengion.hayabusa.taglib.OptionTag.makeTag() org.opengion.hayabusa.taglib.QueryOptionTag.doEndTag() org.opengion.hayabusa.taglib.QueryOptionTag.makeLabel(SelectTag) [帳票デーモン起動画面バグ修正] 起動状況に他のシステムIDのデータが表示されるバグを修正します。 ge/jsp/REP21/result.jsp [帳票システムバグ修正] Calcの関数内に、{@xxxx_}が存在し、かつそのデータに"(ダブルクオーテーション)が 含まれていた場合にエラーとなるバグを修正します。 org.opengion.hayabusa.report2.OdsContentParser.replaceOoocError(String) [帳票システムバグ修正] Calc帳票でデータに改行Cが含まれている場合に、Calc上で改行されないバグを修正します。 関数内に改行Cが含まれている場合、改行Cは無視されます。(OOoの制限上、関数の引数として 改行Cを含む文字列は受け取れないため) org.opengion.hayabusa.report2.OdsContentParser.checkValue(String) org.opengion.hayabusa.report2.OdsContentParser.replaceOoocError(String) [アクセス統計テーブル(GE15)再編成機能追加] アクセス統計テーブルの再編成機能を追加します。再編成処理は、Tomcatシャットダウン時に 実行されます。データの保存期間の初期値は、180日です。この期間は、システムリソースの ACCESS_TOKEI_ALIVE_DAYSで変更することができます。 (nullを指定した場合、再編成は行われません) ※既存バグにより、本バージョンより以前のバージョンで追加されたGE15のデータは、DYSETが セットされていないため、再編成が実施されません。 本バージョンを導入する際に、以下のSQLにより、DYSETの設定をして下さい。 update ge15 set dyset=dylogout; -------------------------------- org.opengion.hayabusa.common.SystemData.ACCESS_TOKEI_ALIVE_DAYS org.opengion.hayabusa.common.HybsContextListener.contextDestroyed(ServletContextEvent) org.opengion.hayabusa.common.SystemManager.deleteGUIAccessInfo() org.opengion.hayabusa.resource.UserInfo.saveGUIAccessInfo() org.opengion.hayabusa.db.DBSimpleTable.setWhere(String) DELETE処理が実行できないバグを修正 org.opengion.hayabusa.db.DBSimpleTable.getDeleteSQL() DELETE処理が実行できないバグを修正 GE15 インデックス追加(GE15_SC SYSTEM_ID,DYSET)