第6章 インポートとエクスポート

外部のリソースからJiemamyモデルに情報の取り込みを行うことをインポート、Jiemamyモデルを別の形に変換して出力することをエクスポートと呼びます。 また、インポートやエクスポートを行う拡張ロジックを、それぞれインポータ・エクスポータと呼びます。

ここでは、DatabaseImporter及びSqlExporterの説明を行います。その他のインポータ・エクスポータについては、それぞれのドキュメントを 参照してください。

6.1. データベース・インポート

既存のデータベースからJiemamyに、スキーマをインポートすることができます。

  1. 右クリックで表示されるコンテキストメニューから「インポート(I)」>「Database Importer」を選択します。

    図 6.1. Database Importerの選択

    Database Importerの選択

  2. ポップアップしたウィザードで、まず「データベース種別(D)」にてインポート元のDBの種類(SQL方言)を設定します。

    図 6.2. DBインポートウィザード

    DBインポートウィザード

  3. 「追加(A)」ボタンをクリックし、JDBCドライバを含むjarファイルを選択します。ドライバの動作にあたって複数のjarが必要な場合は、 このステップを繰り返します。

  4. ドライバjarに含まれるDriverクラスが「JDBCドライバクラス(C)」に表示されるので、適切なドライバクラスを選択します。

  5. 「接続URI(I)」に、データベース接続URIを設定します。

  6. 「接続ユーザ名(U)」と「接続パスワード(P)」に、接続アカウントを設定します。

  7. 「スキーマ名(S)」とにスキーマ名を設定します。空欄でも構いません。

  8. 以上を設定の上、「接続テスト(T)」ボタンをクリックし、結果のダイアログを確認します。

    図 6.3. 接続に成功した場合

    接続に成功した場合

    図 6.4. 接続に失敗した場合の一例(この例は、PostgreSQLで、パスワードが異なる場合)

    接続に失敗した場合の一例(この例は、PostgreSQLで、パスワードが異なる場合)

  9. 接続できることを確認したら、Finishボタンをクリックします。

  10. インポートにはしばらく時間がかかる可能性があります。完了し次第、完了した旨のダイアログが表示されます。