23 meta

<meta>要素はHTML内のそれと同様に、ドキュメントの内容よりもむしろドキュメントについてのデータであるmeta-dataを指定する。<meta>のタイプは2種類ある。1つ目のタイプは全体としてドキュメントのプロパティmeta-dataを指定する。例えば、VoiceXMLドキュメントの管理者を指定する。

 
     <?xml version="1.0"?>
     <vxml version="1.0">
       <meta name="maintainer" content="jpdoe@anycompany.example"/>
       ......
     </vxml>
 

処理系はこの情報を使用することができる。例えば管理者にemailでエラー報告をするためである。

VoiceXMLは要求されたmeta-dataプロパティを指定することはないが、以下は推薦される。

author 記述した作者情報
copyright コピーライト通知
description サーチエンジンへのドキュメントの説明
keywords ドキュメント説明のキーワード
maintainer ドキュメント管理者のメールアドレス
robots ロボット型サーチエンジンへの指示

2つ目のタイプはHTTPレスポンスヘッダを指定する。以下の例では、最初の<meta>要素はドキュメントのキャッシュを防止する満了日をセットする;2つ目の<meta>要素はDateヘッダをセットする。

 
     <?xml version="1.0"?>
     <vxml version="1.0">
       <meta http-equiv="Expires" content="0"/>
       <meta http-equiv="Date" content="Thu, 12 Dec 1999 23:27:21 GMT"/>
     </vxml>
 

<meta>の属性:

name meta-dataプロパティの名前
content meta-dataプロパティの値
http-equiv HTTPレスポンスヘッダの名前。nameかhttp-equivのどちらかは必ず指定されなければならない。