このパッケージは、 2次元および3次元空間における 幾何要素を処理するクラスを含んでいます。 各クラスの名称には接頭辞として Jgcl が付いています。

主な抽象クラスの継承関係

幾何要素を表現するクラスは、以下のような抽象クラスの階層の下に存在します。

java.lang.Object	オブジェクト
	JgclGeometry	幾何要素
		JgclVector	ベクトル
			JgclVector2D
			JgclVector3D
		JgclPointJgclPoint2D
			JgclPoint3D
		JgclParametricCurve	曲線
			JgclParametricCurve2D
			JgclParametricCurve3D
		JgclParametricSurface	曲面
			JgclParametricSurface3D

演算条件について

このパッケージに含まれるクラスは、 それぞれの幾何演算を実行する際に、 二点間の距離や二方向のなす角度などについて許容誤差を考慮します。 各種の許容誤差は「演算条件」としてまとめられています。 演算条件は JgclConditionOfOperation クラスとして 実装されています。

例外について

このパッケージに含まれるクラスが投げる 各種の例外は JgclException あるいは JgclRuntimeException のサブクラスとして 実装されています。