クラス _Main

アプリの雛型を提供します。アプリは必ずこのクラスを継承して作成しなければなりません。

「AndroidManifest.xml」に以下の太字箇所の記述を追加する必要があります。

<activity android:name=".AppTest" android:label="@string/app_name" android:configChanges="orientation">

Android 3.2(API level 13)以降:
<activity android:name=".AppTest" android:label="@string/app_name" android:configChanges="orientation|screenSize">

メソッド

setCurrent

public void setCurrent(_Canvas canvas)

カレントのキャンバスを設定します。

パラメータ:
canvas_Canvas クラスを継承したクラスオブジェクトを指定します。

補足説明:

getCurrent

public _Canvas getCurrent()

カレントのキャンバスを取得します。

戻り値:
カレントのキャンバスを返します。

setView

public void setView(ViewGroup view)

パラメータ:
view

補足説明:

getView

public ViewGroup getView()

戻り値:

addCanvas

public void addCanvas(_Canvas canvas)

パラメータ:
canvas_Canvas クラスを継承したクラスオブジェクトを指定します。

補足説明:

terminate

public void terminate()

アプリケーションを終了します。

補足説明:
アプリケーションを終了するための唯一のメソッドです。

getParameter

public String getParameter(String name)
public String getParameter(String name, String defString)
public int getParameter(String name, int defInteger)

他のアプリから起動された場合のパラメータを取得します。

パラメータ:
name取得するパラメータの名前を指定します。
defStringデフォルトの文字列を指定します。
defIntegerデフォルトの整数値を指定します。

戻り値:
パラメータを表す文字列または整数値を返します。パラメータがない場合で、デフォルトの文字列または整数値が指定されていない場合、null を返します。

getResString

public String getResString(int id)

文字列リソースから文字列を取得します。

パラメータ:
id文字列リソースのIDを指定します。

戻り値:
取得した文字列を返します。

launch

public void launch(String packageName, String className, String[] args)

他のアプリを起動します。

パラメータ:
packageName起動先アプリのパッケージ名を指定します。
className起動先アプリのクラス名を指定します。
args起動先アプリに渡すパラメータの名前と値の組を順番に指定します。n 番目のパラメータの名前を args[n*2] に、その値を args[n*2+1] に指定します。

補足説明:
起動に失敗すると例外が発生しますので、try〜catch で囲む必要があります。

openBrowser

public void openBrowser(String url)

ブラウザを開きます。

パラメータ:
urlページURL

orientation

public int orientation()

本メソッドをオーバーライドして、画面の向きを返してください。次のいずれかを返します。

_Main.ORIENTATION_NOSENSOR アプリ起動時の画面の向きで固定
_Main.ORIENTATION_LANDSCAPE 横固定
_Main.ORIENTATION_PORTRAIT 縦固定

fullScreen

public boolean fullScreen()

本メソッドをオーバーライドして、フルスクリーン表示にする場合は true を返してください。

start

public void start()

アプリケーションが起動したら呼ばれるメソッドです。

destroy

public void destroy()

アプリケーションが終了するときに呼ばれるメソッドです。

suspend

public void suspend()

アプリケーションがサスペンド状態になった直後に呼ばれるメソッドです。

resume

public void resume()

アプリケーションがサスペンド状態から戻った直後に呼ばれるメソッドです。

configurationChanged

public void configurationChanged(Configuration config)

パラメータ:
config

musicComplete

public void musicComplete(int index)

BGM再生が完了したら呼ばれるメソッドです。

パラメータ:
index再生が完了したBGMのインデックスが渡されます。

onHttpResponse

public void onHttpResponse(InputStream is)

通信成功したときに呼ばれるメソッドです。

パラメータ:
inレスポンスデータがある場合、InputStream オブジェクトが渡されます。データがない場合、null が渡されます。

onHttpError

public void onHttpError(int status)

通信失敗したときに呼ばれるメソッドです。

パラメータ:
status_HttpRequest.CLIENTPROTOCOL_ERROR/_HttpRequest.IO_ERROR、またはHTTPステータスコードが渡されます。

onWebViewShouldStartLoad

public boolean onWebViewShouldStartLoad(String url)

新しいURLが指定されたときに呼ばれるメソッドです。
リクエストを中止する場合 true を返してください。

パラメータ:
urlURLが渡されます。

補足説明:
onWebViewShouldStartLoad() 内で
if( url.startsWith( "native://" ) )
{
    String command = url.substring( 9 );
    if( command.equals( "command1" ) )
    {
        // ネイティブ処理
    }
    return true;
}
のように実装し、JavaScript側で
location.href = "native://command1";
と実行することで、JavaScriptからネイティブ処理を呼び出すことができます。

onWebViewStartLoad

public void onWebViewStartLoad(String url)

ページ読み込み開始時に呼ばれるメソッドです。

パラメータ:
urlURLが渡されます。

onWebViewFinishLoad

public void onWebViewFinishLoad(String url)

ページ読み込み完了時に呼ばれるメソッドです。

パラメータ:
urlURLが渡されます。

onWebViewLoadError

public void onWebViewLoadError(int errorCode, String description, String url)

ページ読み込みエラー時に呼ばれるメソッドです。

パラメータ:
errorCodeエラーコードが渡されます。
descriptionエラーに関する説明文が渡されます。
urlURLが渡されます。