この文書では、Eclipse リリース 3.1 の Eclipse プラットフォームで 3.0 以降に変更された新機能のうち、特筆すべきものや重要なものの一部を紹介します。 以下の複数のセクションに分けてあります。
飛躍的なパフォーマンス向上 |
パフォーマンスが R3.0 リリースに対して全体にわたって著しく向上しています。 また、IBM では、ワークベンチが実行されている間にパフォーマンスを継続してモニターできるデバッグ・サポートを追加し、標準のテスト・スイートの一部として広範囲なベンチマーク・テストを行っていました。 このテストの結果は、ビルドごとにダウンロード・ページからリンクされています。 出力の一部の例を以下に示します。 |
双方向テキストのサポート |
双方向言語 (BIDI) のサポートがプラットフォーム全体に拡張されました。 ウィンドウのレイアウト方向をコマンド行から構成でき、適切なデフォルト方向がロケールから推察されます。SWT が BIDI を Windows でのみ完全にサポートしていることに注意してください。 |
新規の元に戻す/やり直し API |
アプリケーションは、org.eclipse.core.commands.operations の API を使用して、プラットフォームの元に戻すことが可能な操作ヒストリーにアクセスできるようになりました。 IUndoableOperation は、 元に戻したり、やり直したりできる操作のためのインターフェースを定義します。 ビューおよびエディターは、org.eclipse.ui.operations に提供されている UndoActionHandler および RedoActionHandler を使用して、元に戻す/やり直しサポートへのアクセスを提供できます。 |
設定およびプロパティー のフィルター |
「設定」ダイアログおよび「プロパティー」ダイアログには、表示されるページを、指定した接頭部に一致する名前またはキーワードを持つページのみにフィルターするための、フィールドが用意されました。 下記の例は、キーワード "tab" への一致を示しています。 |
設定およびプロパティーの ナビゲート |
設定ページとプロパティー・ページをリンクするための一般的なサポートでは、関連した設定を持つページが相互に参照し、他のページに素早くアクセスできるようになります。上部右側コーナーの Web スタイルの前方、後方ナビゲーションと組み合わせて、関連した設定ページのセットでの作業が、これまでよりはるかに簡単になりました。
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複数プロジェクトのインポート |
「インポート」>「既存プロジェクトをワークスペースへ」 コマンドにより、指定したロケーション下のすべてのプロジェクトを検索したり、見つかったすべての プロジェクトを 1 回でインポートしたりできるようになりました。既存プロジェクトを TAR および ZIP アーカイブ・ファイルからインポートすることもできるようになりました。
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tar.gz 形式にインポート/エクスポート |
「インポート」 および 「エクスポート」>「Zip ファイル」 ウィザードは、UNIX システムで一般的な tar.gz 圧縮アーカイブ・ファイル形式をサポートするようになりました。これらのウィザードは、それに応じて「インポート」 および 「エクスポート」>「アーカイブ・ファイル」 と名前変更されました。
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コンテンツ型に基づくエディター検索 |
所定のファイルを開く適切なエディターを決定する場合、ファイルのコンテンツ型が考慮されるようになりました。 エディターは、エディターの伝統的なファイル名と拡張子のほかに特定のコンテンツ型を操作できることを通知する場合があります。 |
コロンおよび円記号文字を含むファイル名 |
コロン (':') および円記号 ('¥') 文字を含む名前を持つ Eclipse のリソースは、以前は作成できませんでした。
これらの文字をファイル名で許可する Linux などのオペレーティング・システム上で Eclipse を実行する場合に、これらの文字が許可されるようになりました。 ファイル名が複数のオペレーティング環境で意味を持つ必要がある場合、注意が必要です。特に Windows では、ファイル名でこれらのいずれの文字も許可していません。
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実行可能ファイルおよびアーカイブ属性のサポート |
実行可能ファイルのビット (Unix ベース) およびアーカイブ・ビット (Windows) などの OS 固有のファイル属性を表示、変更することができるようになりました。CVS はリポジトリーからファイルを調べたり、リポジトリーにファイルをコミットしたりする場合にこの属性を保存するようになり、インポート・ウィザードは、ローカル・ファイル・システムからインポートされるファイルおよびディレクトリーの属性を保存します。
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行区切り文字のサポート |
新規のテキスト・ファイルを作成するときに使用される行区切り文字を設定できるようになりました。ワークスペース全体、または所定のプロジェクトで単一の設定を準備できます。さらに、行区切り文字の型変換は、シングル・エディターの内容に対してのみでなく、プロジェクト、フォルダー、およびファイルに適用できるようになりました。 |
単一 JAR プラグイン |
Eclipse は、ファイルのディレクトリーとしてではなく単一の JAR ファイルとして、プラグイン・パッケージを出荷する能力を備えるようになりました。 このことを、プラグイン・メタデータ (plugin.xml など) をそのコード JAR にフォールディングするものと考えてください。この変化には、より小さいフットプリントから、より簡単で高速なインストール、JAR の標準 JAVA 概念とのよりよい適合まで、多数の利点があります。 Eclipse 3.1 では、大抵のプラグインは、すべての配布で JAR として配送されます。 このフォーマットは、Eclipse パッケージ化のための新規のベスト・プラクティスです。 |
改良されたエディター・コンテキスト・メニュー |
他のビューでのみ使用可能であった多くのコマンドが、エディター・コンテキスト・メニューで使用できるようになりました。例えば、エディターのコンテキスト・メニューからファイルを CVS にコミットしたり、Java プログラムと Ant ビルドを実行およびデバッグしたりできます。
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すべてのキーボード・ショートカットを表示 |
Eclipse で使い慣れたエディターやビューで作業をしている間に、Ctrl+Shift+L を押して、現在使用可能なキー・バインディングの完全なリストを表示できます。 これは、UI で使用可能なものを把握し、さらにキー・バインディングを把握して生産性を上げる重要な方法です。
この情報は、改良された「一般」>「キー」 設定ページでも利用可能です。
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切り離されたビュー振る舞い |
Eclipse 3.1 (それをサポートするプラットフォームで) は、切り離されたビューのサポートが改良されました。別の Eclipse ウィンドウを含めて、希望するところにそのビューを置きやすくなりました。 最初にメニューから"切り離し"をチェックするか、ビュー・タブを外にドラッグして作成します。 次に、選択した場所に配置し、他のビューを同じウィンドウにドラッグ・アンド・ドロップします。メニューを使用するか、またはビュー・タブをドラッグしてワークベンチ・ウィンドウにそれを戻します。
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パースペクティブ・ボタン・ドラッグ |
Eclipse 3.1 は、パースペクティブ・スイッチャーでパースペクティブ・ボタンの再順序付けをサポートするようになりました。また、パースペクティブをパースペクティブ・スイッチャーの外側にドラッグすることにより、そのパースペクティブで新規ウィンドウを開く機能もサポートするようになりました。
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アニメーション |
ワークベンチは、ユーザーが UI エレメントの進行を理解するのを助けるために、さらに多くのアニメーションをサポートしています。例えば、高速ビューの作成がアニメーション表示されるようになりました。 これは、「一般」>「外観」>「アニメーションを使用可能化 (Enable animations)」での設定で使用可能/使用不可にできます。 |
バックグラウンド動作のための改良されたエラー・ダイアログ |
バックグラウンド動作を表示するためのエラー・ダイアログは、ワークベンチの他の場所で表示されるエラー・ダイアログとより一貫性があるようになりました。 失敗した CVS 操作から生じたこのダイアログのように、追加の情報が使用可能になったときに、追加のボタンが表示されます。 |
設定のインポートおよびエクスポート |
インポート/エクスポート・ウィザードは、設定をサポートするようになりました。 すべての変更された設定をインポート、エクスポートすることも、サポートされる場所で、特定の設定のみをインポート、エクスポートすることもできます。 |
コンテンツ型設定ページ |
コンテンツ型、その関連するファイル名、および文字セットを編集するための新規の設定ページが「一般/エディター」設定ページの下に追加されました。
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新機能設定ページ |
大規模 Eclipse ベース製品の機能の管理を簡略化するために、新機能設定ページが導入されました。
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単語補完 |
どのテキスト・エディターでも、現在開いているすべてのエディターやバッファーで発生しているワードに接頭部を付けることができます。単語補完のためのデフォルト・キー・バインディングは Alt+/です。(Ctrl+. Mac 上で) |
無表題ファイルを開く |
テキスト・エディターは、最初にファイルを作成しなくても開くことができます。 単純に「ファイル」>「新規」>「表題なしのテキスト・ファイル」に進んでください。 |
共用エディター設定 |
「一般」>「エディター」>「テキスト・エディター」
設定ページにはすべてのテキスト・エディターの設定が含まれます。テキストおよび Java エディター・ページで以前に重複していた設定はマージされ、他のテキスト・ベースのエディターも、将来適用できるようになった場合にこの設定に従うことが期待できます。
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元に戻すヒストリー・サイズの設定 |
元に戻すヒストリー・サイズは、テキスト・エディターに対して「一般」>「エディター」>「テキスト・エディター」 設定ページで以下のように設定できます。
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行区切り文字の変換 |
行区切り文字の変換のためのコマンドは 「ファイル」>「行区切り文字の変換」 サブメニューに移動されました (以前は「編集」 メニューにありました)。 行区切り文字の型変換は、シングル・エディターの内容に対してのみでなく、プロジェクト、フォルダー、およびファイルに適用できるようになりました。 |
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ハイパーリンクのサポート |
Java エディターに制限されていたハイパーリンクのサポートは、一般化され、プラットフォーム・テキストに移動されました。
一般的なハイパーリンク設定は、「一般」>「エディター」>「テキスト・エディター」 設定ページで使用可能になり、単純な URL ハイパーリンクは以下のように標準テキスト・エディターで機能するようになりました。 Web ブラウザー・サポートはリンクを表示するために使用されます。詳細は「一般」>「Web ブラウザー」設定ページを参照してください。 SourceViewerConfiguration で構成されたすべての SourceViewer は、 URL ハイパーリンクを自動的に取得します。 |
最初の変更を元に戻すと編集中のインディケーターはクリアされる |
エディター・タブの編集中インディケーター (*) は、初期の変更が元に戻されると消えます。 |
複数行テキスト検索および置換 |
テキスト検索で使用される正規表現パターンは、複数行にまたがるテキストに一致します。
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ウェルカム起動バー |
'ワークベンチへジャンプ' リンクが Eclipse SDK ウェルカムで選択された場合、ウェルカム・ページ全体は、デフォルトでワークベンチ・ウィンドウのトリム・エリアの下部左に表示される新規のウェルカム起動バーに縮小されます。ウェルカム起動バーにより、新規ユーザーは最後のウェルカム・ページを素早く復元したり、ショートカットを使用してメインページのいずれかにジャンプしたりすることができます。
プラットフォームは基本的振る舞いをコントロールし、「復元」ボタン、背景、前景色、およびショートカットは、ウェルカム拡張により提供されます。ウェルカム起動バー定義の例については、org.eclipse.platform 用のプラグイン・マニフェストを参照してください。 |
新しい「ヘルプ」ビュー |
ヘルプは、「ヘルプ」ビューの導入を行うところのより近くで提供されるようになりました。ヘルプには、援助が必要なときにそれを提供するさまざまなページが含まれています。F1 を押すと、現在作業していることに関連するトピックでこのビューが開きます。 「すべてのトピック」に切り替えて、ローカル・ヘルプにあるほかのものを表示することもできます。新規のドキュメンテーション検索スパン・ローカル・ヘルプ、リモート InfoCenters、Eclipse.org、およびウェブは、(「ヘルプ」>「ヘルプ検索」によって) 「ヘルプ」メニューから直接アクセスできるようになりました。
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ダイナミック・ヘルプがすべてのダイアログで使用可能 |
M5 のワークベンチ・ウィンドウに追加された新規のダイナミック・ヘルプがダイアログでも使用可能になりました。 システム固有のヘルプ・ショートカットでトリガーされると
(Windows では F1、Linux GTK では Shift-F1 など)、関連したヘルプ情報を表示するダイアログとともにシェルが開きます。ウィザード、設定、起動構成、検索のような複数ページのダイアログは、ヘルプ・ペインをトリガーし、ページをめくるときにその内容を更新します。
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バックグラウンドでの更新のダウンロード |
更新マネージャーのインストール・ウィザード (「ヘルプ」> 「ソフトウェア更新」>「検索とインストール」) により、バックグラウンドでプラグインのダウンロードができるようになりました。 このようにして、プラグインのダウンロード中にも作業を継続できます。すべてがダウンロードされた後も、インストール・フェーズ (JAR ファイルの解凍とそれらのインストール・ディレクトリーへの移動) はモーダル・ダイアログによって制御されます。 |
更新サイト・ブックマークのインポート/エクスポート |
更新サイト・ブックマークをファイルにエクスポートできるようになりました。 これにより、ビルド間でブックマークをマイグレーションしたり、複数の Eclipse インストールでそれらを共有したり、他の開発者にそれらを与えたりすることが簡単になります。
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更新サイトのミラーリング |
更新サイトは、そのコンテンツをミラーリングするサーバーのリストを指定できるようになりました。 フィーチャーはミラーリングされた更新サイトで検索されるので、ユーザーは使用可能なミラーを選出するようにプロンプトで要求されます。
(site.xml でミラーを指定する方法の詳細については、バグ 69008 を参照してください。) |
フィーチャー依存関係の取り扱いの改良 |
他のフィーチャーに依存しているフィーチャーをインストールしているときに、インストール・ウィザードを使用すると、使用可能な依存関係をすべて自動的にインクルードすることができます。「必須の選択 (Select Required)」ボタンを押し、選択したフィーチャーのすべての前提条件をインクルードしてから、「すべてインストール」を押して、インストールを完了します。
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RCP デルタ・パック |
新規の RCP デルタ・パックが使用可能になりました (これはダウンロード・ページの RCP SDK セクションにリストされています)。これは、RCP プラグインの OS 固有のフラグメントをすべて含んでおり、異なる OS 用のアプリケーションのダウンロードのファミリーを作成する必要のある RCP 開発者を対象としています。これにより、すべての OS 固有の RCP バイナリー・ドロップスをダウンロードする必要性がなくなります。 |
SWT ブラウザー・ウィジェットの改善 |
SWT ブラウザー・ウィジェットに多くの改善が行われました。特筆すべきものとして、以下が含まれます。
新規ブラウザー・デモの例 (上記) は、SWT ブラウザー・ウィジェットを含む HTML コンテンツをアプリケーションに統合する方法を示しています。 SWT サンプルを取得する簡単な方法として、新規のウェルカム・ページを使うやり方があります。 |
新規のスピナー・ウィジェット |
SWT は、すべてのウィンドウ・システムでスピナー・ウィジェットを提供するようになりました。 org.eclipse.swt.widgets.Spinner を参照してください。
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GC.setLineCap, GC.setLineJoin |
GC.setLineCap を使用すると、線の終わりを描画する方法 (下図の上部に示した平ら、丸い、または四角のスタイル) を制御できます。GC.setLineJoin では、GC.drawPolylines または GC.drawPolygon のようなメソッドで 1 つの線を別の線に接続する方法を制御できます。結合スタイルは、ベベル、丸い、および斜め (下部行) です。
さまざまな キャップおよび結合スタイルを持つ線を描画するための SWT 断片を参照してください。 |
マウス・ホイール・イベント |
SWT は、ユーザーがマウス・ホイールを回転するときのイベントを提供するようになりました。 スクロール・バーをスクロールするデフォルトの振る舞いは以前と同じように動作することに注意してください。 SWT.MouseWheel を参照してください。 |
改良されたレイアウト・サポート |
Composite
および Layout 上に新規のメソッドが追加され、アプリケーションがレイアウト・パフォーマンスを改善して、サイズ変更しない中間的親が存在するときにもすべての子のレイアウトを強制できるようになりました。
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レイアウトからのウィジェットの除去 |
詳細については、断片の例を参照してください。 |
Solaris-GTK+ 用の SWT |
Solaris-GTK では、SWT および Eclipse が決まってビルドされるサポート済みの構成のラインナップが結合されました。 |
選択クリップボード |
GTK と Motif の両方の Unix ユーザーは、中央のマウス・ボタンでテキストを選択して貼り付けることができるようになりました。 |
列を含むネイティブ・ツリー |
SWT 詳細については、サンプル 断片を参照してください。 |
再順序付け可能なテーブル列 |
テーブルでの列の表示順序は、(プログラマチックに設定するほかに) 列ヘッダーをドラッグしても変更することができます。 詳細については、サンプル 断片を参照してください。 |
スタンドアロン SWT ダウンロードは Eclipse プロジェクトになりました。 |
スタンドアロン SWT アプリケーションの開発者のために、SWT コンポーネントは別個のダウンロードとして使用可能になっています。Eclipse 3.1 の場合、SWT ダウンロードはプロジェクトとしてワークスペースに簡単にインポートできるようになりました。
インポートした org.eclipse.swt プロジェクトは、ネイティブ・ライブラリーのロケーションを定義します。したがってユーザーは、標準の Java または JUnit ランチャーでアプリケーションを実行できるようになります。 |
PDE を使用した SWT スタンドアロン・アプリケーションの開始 |
3.1 では、SWT を含む、コア Eclipse プラグインは、ファイルのディレクトリーとしてではなく単一の JAR ファイルとしてパッケージされています。 SWT プラグイン JAR は、ネイティブ・ライブラリーを含めてすべてを含むようになりました。 スタンドアロン SWT アプリケーションを実行するためには、ネイティブ・ライブラリーを Java ライブラリー・パスに置く必要があります。SWT バイナリーおよびソース・ダウンロードを使用する場合、これはユーザーに代わって解決済みですが、Eclipe SDK から SWT プラグインに対してビルドすることが役に立つことがあります。 Eclipse 3.0 では、スタンドアロン SWT 開発者は、-Djava.library.path を使用してネイティブ・ライブラリーを追加していました。 Eclipse 3.1 では、ネイティブ・ライブラリーが JAR の内側にあるため、開発者はライブラリーを簡単に位置指定できません。 Eclipse から SWT プラグインを使用して SWT アプリケーションを実行およびデバッグするには、SWT アプリケーション・ランチャーを使用してネイティブ・ライブラリーを位置指定します。ランチャーへのショートカットは、 「実行」>「SWT アプリケーション」を使った Java クラスのコンテキスト・メニューで使用可能です。 SWT アプリケーション・ランチャーは将来のリリースでは不要になる可能性があることに注意してください。 |
拡張グラフィックス |
曲線や線のためのパス、アルファ・ブレンド、および変換などの拡張グラフィックス操作のために、新規の API が追加されました。この新規 API は、GTK および Motif では Cairo Vector エンジン、および Windows では GDI+ を必要とします。 詳細については、サンプル断片を参照してください。 |
Windows XP のボタン用のルック・アンド・フィール |
Windows XP の下では、イメージを持つボタンは現在のスキンについて予想されるルック・アンド・フィールを示すようになりました。 Windows XP スキンの詳細については、SWT FAQ を参照してください。 |
新規リンク・ウィジェット |
新規の 詳細については、断片の例を参照してください。 |
StyledText での取り消し線および下線 |
新規の 詳細については、サンプル断片を参照してください。 |
CVS 出力変更セット |
出力変更セットで、出力変更がコミットされる前に、それらを論理グループに編成することができます。出力変更セットを使用可能にするには、「同期化」ビューを出力モードにして、「同期化」ビューで変更セット・ボタン ![]() |
カラフルな CVS ラベル装飾 |
色とフォントを使用するために CVS ラベル装飾を構成して、ファイル状態を強調表示できます。 「チーム」>「CVS」>「ラベル装飾」 設定ページで CVS 用の色とフォントの装飾を使用可能にし、「一般」>「色とフォント」>「CVS」設定ページを使用して、出力変更や無視されたファイルのためにそれらを構成することができます。
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CVSNT のサポート |
CVSNT 開発者の努力のおかげで、Eclipse CVS クライアントは CVSNT をサポートできるようになりました。2.0.58b より大きいバージョンの CVSNT が Eclipse 3.1 でテストされています。 |
CVS コミットの検討 |
コミット・ダイアログは、コミットされているファイルのリストを含むようになりました。 これにより、コミット・コメントを書き込み中にファイルを参照したり、特定のファイルをリストから除去して、隠したりしやすくなります。これは、パッケージ・エクスプローラーや「ナビゲーター」ビューから直接コミットしているとき特に便利です。
コミット・コメントが必須かどうかを決定したり、コミット中に表示する必要のあるファイルの最大数を指定するための CVS 設定 (「チーム」>「CVS」) もあります。 |
CVS の改良されたファイル・タイプのサポート |
CVS は、不明なファイル・タイプを持つファイルがコミットされようとしているときプロンプトを出力するようになりました。これにより、デフォルトとしての CVS バイナリー・ピッキングの代わりにファイル・タイプを明示的に構成できます。また、ファイル・タイプ決定は、ファイル拡張子ではなく、ファイル名のみ (例: Makefile) に基づいて行えるようになりました。
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CVS ブランチおよびマージ |
CVS ブランチ・ウィザードでは、コンテンツ・アシストを使用して、ワークスペースで既にブランチしているプロジェクトからブランチを選出できるようになりました。
マージ中に終了タグを指定するだけで、ウィザードは適切な開始タグを自動的に検索します。開始タグが使用不可の場合にも、「同期化」ビューでプレビューを表示しないでマージすることができます。 |
CVS フィルター・タグ |
ブランチまたはバージョンを選択するために CVS 置換および比較コマンドによって使用されるタグ選択ダイアログは、入力時に生きている一致タグを表示するようになりました。
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Ant デバッガー |
新規の Ant デバッガーは、Ant ビルド・ファイルの実行をデバッグするのを支援します。 これには、ブレークポイント、ステップ実行、依存関係呼び出しスタック、および指定行まで実行のような、標準のデバッガー・フィーチャーが含まれます。
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Ant エディターでの |
Ant エディターは、ビルド・ファイル領域の折りたたみをサポートするようになりました。折りたたみされた Ant エレメント上でマウスを移動させると、非表示のコードを確認できます。
エディター・ルーラー・メニューからビルド・ファイルの折りたたみ表示を素早く制御できます。
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Ant エディターのためのファイル内の名前変更 |
Ant エディター内の同じビルド・ファイル内でプロパティーおよびターゲットの出現箇所を名前変更できるようになりました。アクティブ化するには、名前変更するオカレンス内にカーソルが位置しているときにエディター・コンテキスト・メニューまたは Alt-Shift-R キーボード・ショートカットを使用します。 |
Ant エディターでの出現箇所のマーク |
Ant エディターを使用可能にして、プロパティーおよびターゲットの出現箇所にマークを付けることができるようになりました。出現箇所のマークは、Ant エディター設定およびツールバー・アクションにより、制御されます。 |
Ant エディターでのハイパーリンク・ナビゲーション |
Ant エディターは、Ctrl キー修飾子を使用して、ハイパーリンク・ナビゲーションをサポートします。キー修飾子は、「Ant」>「エディター」>「ナビゲーション」 設定ページから変更できます。 |
Ant エディター選択済みエレメントのみ |
Ant エディターは、ビルド・ファイル内の選択済みソース・エレメントのみを表示するために範囲設定できるようになりました。他のエディターと同じように、これは Eclipse ツールバーの「選択済みエレメントのソースのみ表示 (Show source of selected elements only)」トグル・ボタンにフックされています。 |
改良された Ant ナビゲーション |
Ant エディターでは、「ナビゲート」>「宣言を開く」 (F3) により、参照されたターゲットまたはプロパティーにユーザーをナビゲートするようになりました。 |
エラーが外部 Ant ビルド・ファイルで表示されるようになりました。 |
エラーおよび警告は、「ファイル」>「外部ファイルを開く...」を使用して開いた Ant ビルド・ファイルについても表示されるようになりました。 |
使いやすい Ant マニュアル |
Ant エディターでは、Ant タスク、タイプなどの名前にカーソルを置き、Shift+F2 を押して、Ant マニュアルの関連ページでブラウザーを開きます。 |
ビルド種類ごとの Ant ターゲット |
Ant ビルダー用のターゲット・タブでは、ビルドの種類ごとに実行する必要のあるターゲットを指定することができます。これには、"クリーン"を呼び出したときに実行するターゲットが含まれます。 |
Ant エディターでのエラー・レポートの制御の拡張 |
すべてのビルド・ファイル問題を無視するように Ant エディターを設定できるようになりました。 さらに、エディターが問題をレポートする必要のない特定のビルド・ファイル名を指定することができます。両方の設定は、問題に関する Ant エディター設定を使用して制御されます。 |
コンソール EOF |
「コンソール」ビューで、Windows では Ctrl+Z (Linux では Ctrl+D) を押して、入力を待っているプログラムにファイルの終わりを知らせることができます。 |
コンソール・エンコード |
コンソールは、デフォルト・エンコードとは異なる文字エンコードを使用して、出力を表示するように構成することができます。アプリケーション用のコンソール・エンコードを設定するには、起動構成の「共通」タブ上のコンソール・エンコード設定を使用します。 |
プログラム出力の取り込み |
プログラムの出力は、コンソールに書き込むほかに、ファイルにキャプチャーできるようになりました。 この振る舞いは、起動構成の「共通」タブにある設定で制御されます。 |
複数の「コンソール」ビュー |
複数のコンソールを同時に表示する必要がある場合、「コンソール」ビューの「コンソールを開く」ドロップダウン・メニューに存在する「新規「コンソール」ビュー」コマンドを使って追加の「コンソール」ビューを開くことができるようになりました。 |
ブレークポイント編成 |
「ブレークポイント」ビューでは、ブレークポイントを型、プロジェクト、ファイル、ワーキング・セット別にグループ化することができ、ネストされたグループ化がサポートされます。ブレークポイント・ワーキング・セットを使用して、全体として素早く使用可能/使用不可にできる問題固有のセットにブレークポイントをグループ化することができます。新規に作成されたブレークポイントは、デフォルト・ブレークポイント・ワーキング・セットに自動的に置かれます (太字で表示)。 ブレークポイント・ワーキング・セット間でブレークポイントをコピー、貼り付け、ドラッグ・アンド・ドロップすることができ、またブレークポイントを複数のブレークポイント・ワーキング・セットに置くことができます。 |